SNSマーケティング

おはようございます。風です。昨年の10月までネットショップを運営していました。集客は主にFacebookとinstagramです。フォロワーに関してはFacebookは15,000人以上、インスタは4000人弱でした。

取り扱う商材で相性がある。

今の会社でもFacebookとインスタともにブランドページがあるのですがフォロワーの集まり方は私が運用していたページと比べると圧倒的に悪いです。

私が扱っていたのはアクセサリーに対して今の会社は日用品がメインです。当初はなかなかフォロワーが伸びない理由を画像などのビジュアルに原因があると思っていました。アクセサリーは綺麗に写真を撮ったりすればお客様にアピールしやすいです。日用品だと難しいですよね。

でもこのビジュアル的な要素は全く関係ないんじゃないかと最近思うようになりました。

商材の性質がそもそも違うという事に気づいていませんでした。

アクセサリーは「見た目」が重要なので商品の画像のクオリティが重要になってきます。特にインスタはビジュアルがメインなのでアクセサリーなどと相性が超良いです。フォロワーもつきやすいし綺麗な画像をアップすれば即購入につながったりします。

日用品はどうでしょうか?デザイン性がある商品は画像のクオリティを上げてビジュアルで勝負するのは「あり」です。でも例えば歯磨き粉を宣伝したい場合は商品の見た目はまず関係ないですよね。

伝えたい事の伝え方を考える。

ではビジュアルが関係ない商品はどのようにアピールすればいいのでしょうか?試しに歯磨き粉で考えてみましょう。

先程も書きましたが、この場合「見た目」は重要ではないのでそれ以外の事をアピールすることになります。

まずはその商品の役目を確認する。

役目と書きましたが、大前提というか「その商品は何に使うものなのか?」という事をきちんと確認しておきましょう。歯磨き粉の場合はやはり「歯がキチンと磨けてキレイになるか」が前提です。お客さん側の視点で考えるという事が必要なのですが、自分が歯磨き粉を買う場合に「何を基準に選ぶのか」を想像してみると良いと思います。

例えば「人気デザイナー〇〇がデザインした唯一無二のパッケージ!の歯磨き粉」や「こんな味なかった!三ツ星レストランのシェフも認めた美味しさ。の歯磨き粉」(ちょっと欲しいw)みたいな商品だとしたらどうでしょうか?

これだとたぶんほとんどの人が買わないと思います。

私がお客様だとしたらやはり「きちんとキレイに歯が磨けるか」が商品を選ぶポイントになると思うんですよね。言い換えれば「お客様にとってのメリットは何か?」という事です。

スペックを第一に持ってこない。

以前紹介したこちらの本で売れない商品の特徴が記されています。その中に「スペックを推してしまう」という項目があります。どういうことかというと、その商品の本来の用途の前に、素材や成分などの性能をアピールしてしまうことです。これが商品開発や宣伝をする際にとてもやりがちな事だと思います。

なぜなら先程も書きましたがお客様が求めているのは商品の用途、つまりその商品を使うことで何か恩恵を受けることができるという事です。

人それぞれですが、私の場合は「歯をキレイに磨くもの」というのが前提であり、どのようなものでできているのかはあまり気にしないと思います。

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